ぷらこっぷの植物図鑑:パキポディウムデンシフローラム

植物図鑑

パキポディウムデンシフローラムの基本情報

原産地マダガスカル
学名Pachypodium densiflorum
和名デンシフローラム
別名なし
科名キョウチクトウ科
属名パキポディウム属
耐寒性非常に弱い
耐暑性非常に強い

マダガスカル生まれのデンシフローラムは、人気な塊根植物パキポディウムの一種です。
デンシフローラムの特徴を大きく5つに分けて紹介します。

  • 塊根の形状とサイズ
    • 分厚く、丸みのある塊根が特徴的で、低く地面に広がるように成長します。多くのパキポディウムが細長く伸びる幹を持つのに対し、デンシフローラムは塊根が丸みを帯びた形状で、力強い存在感を持っています。
    • 幹が太くなることで、植物全体のバランスが独特で、他のパキポディウムよりも「塊根植物」としての個性が際立っています。
  • 花の密集度
    • 黄色い花が密集して咲くのがデンシフローラムの大きな特徴です。多くのパキポディウムが花を咲かせますが、デンシフローラムは特に「densiflorum(密集して咲く)」という名前が示す通り、花が一斉に密集して咲く傾向があります。
    • 花は鮮やかな黄色で、他の種に比べて観賞向きかもしれません。
  • 成長の仕方
    • 低く広がる成長形態を持っており、幹があまり高く伸びない点が他のパキポディウムとの違いです。たとえば、パキポディウム・グラキリスやラメリーは幹が細長く伸びるのに対し、デンシフローラムは幹が地面に低く構え、太さと重厚感を強調しています。
  • 乾燥への強さ
    • 他のパキポディウムも乾燥に強い性質を持っていますが、デンシフローラムはその塊根に水分をしっかり蓄えるため、特に乾燥に対する耐性が高いです。マダガスカルの乾燥地帯に自生しているため、極端に水を必要とせず、乾燥した環境でも元気に育ちます。
  • 葉の形状と質感
    • 葉は光沢のある緑色で、細長く、幹の先端に集まるロゼット状です。この葉の形状は他のパキポディウム属の植物と似ていますが、デンシフローラムは葉が比較的小さめで、全体としてのシルエットがよりコンパクトにまとまっています。
我が家のデンシフローラム

雑学的なコメント

私のデンシフローラムの育て方

水やりの頻度(春夏秋)週2回以上
水やりの頻度(冬)月2回程度
水の量冬以外は鉢底から水が出るまでたっぷり
管理場所強く日の当たる窓のそばと屋外
湿度50~60
サーキュレーターあり
LEDライトかなり強めにあたるところ
肥料なし

デンシフローラムは、夏型の植物であるため、温かい時期には土が完全に乾いてからたっぷりと水をやり(2日に1回あげるような時期もあります。)、寒い時期には月に2回程度の水やりをしていきます。我が家は室内の日差しやLEDの強く当たるところもしくは、屋外に出してあまざらしでの管理を様子を見ながら行ってます。過去に室内で管理していた際に日光が弱くどんどんやせ細った経験があるのでガンガン日の当たるところに変え育てたところどんどん太らせることに成功しました。ただし急な環境の変化は植物の負担になるので避けるようにしましょう。

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